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これを書いているのが6月も末ですから、記憶が曖昧になってますが、5月の例会の報告。「スピーカーいじりいじり大会 その2」です。4月に引き続きアルパインDDDS7を積んだ島田先生のスピーカーをいじろうというものです。とはいえ、ある事件のため会員のやる気はぐーっと低下しており、どうにも気合の抜けたかんじがあります。 しかも、5月の例会の後にさらにやる気をぐーっと低下させる事件がおきまして「スピーカーいじりいじり大会」は事実上終息してしまうのでした...さて、気を取りなおして報告。 まず、内部配線材の変更を行ないました。 島田先生のオリジナルでは、銀色のシースを被った2芯ケーブルを、キボシ接続子で中継するという処置が施されていました。これは、補修を考えての処置と思われますが、一度組上げてしまえば、そうそう弄くるところでは有りません。中継コネクタを止めて、入力端子から直にユニットまで配線する事により、音質の向上が期待できます。先生の了解を得て、この作業にとりかかりました。
配線方法を変更するにあたり、その前にどの線材を使用するかを決定しなければなりません。今回は次のケーブルをAMP→SP間に使用して音質を確かめました。 1. 直径0.8mmの2芯インターホンケーブルを+と-に引き裂いたもの 2. オーディオテクニカ製ライン用ケーブル、AT6A48の芯線のみを取り出したもの 3.モガミ製直径0.8mm6NOFCケーブルに、内径0.9mmのテフロンチューブを被せたもの 4.西独IT社製SPケーブル(型名判らず) 5.カルダス社製SPケーブル Golden Cross (?) 結果、3が良いという結論に達し、これを使用する事になりました。単線は曲げに弱い為、外部との接続に使用する際は注意が必要です。しかし今回はSPシステムの内部なので気にする必要は無いと考えます。それでも、音声による振動を受けるわけですから、そう簡単には問題無いとは言いきれませんけどね。 さて、決定した3のケーブルを配線するのですが、出きるだけ音質に有利な様に心がけて作業しました。最初に元のケーブルを外す訳ですが、そのとき端子に残った半田は、きれいに取り去る必要があります。半田は、加熱の繰り返しで劣化するからです。半田吸い取り網で、出きる限り除去した後、残ったフラックスをアルコールと綿棒できれいに拭き取ります。その後に、予備半田をした線材を半田付けします。今回は、より音質的に有利になるよう、ユニットの錦糸線に直接線材が当たる状態で仕上げました。これは手早くやらないと、錦糸線に半田が染み込み、振動板の自由な動きが阻害される恐れがあります。皆さんもトライされるのであれば、十分気をつけて作業して下さい。 さて、その作業の結果ですが、聴感上のS/Nが向上し、低音が出てきました。本質的に良い方向への変化だと思います。但し、高音の刺激感が減った為か、バランスが変わってしまった様です。個人的には、もう少し元気が有る音であっても良いのでは?と感じました。今回はそのままだったのですが、少し吸音材を減らした方が良いようです。このSPシステムは、江川三郎実験室IN真田にも持ちこまれたのですが、そこでも同じ様に感じられました。次回、弄くるチャンスが有ったら、そこに手を付けてみようかと考えています。
さて、線材を変更するのと同時に、ユニットにも少し手を加えました。このユニット(DDDS7)のマグネット後部には、シールが貼ってあるのですが、これは機能的には何の意味もありません。それどころか、余分な振動元になる恐れもあります。無いに越した事は有りません。さっさと剥がしてしまいました。それから、剥がした後に出現した空洞内に、帯電防止剤を塗付しておきました。これでこのユニットは、手が届く範囲では、振動板裏側と、ダンパー以外には、全て帯電防止剤が塗布されたことになります。尚、上記の音質の変化は、この対策を含めた変化です。本来ならば、一つずつ変化を確かめながら処置を施すべきなのですが、時間の関係上、はしょってしまいました。 他には、裏板を止めるネジの増し締めも行ないました。田中メソッドによる、チューニングを併用しました。やっぱり、これをやるのとやらないのとでは、結果が大きく変わってきます。
あぁー、これだけやったのに、ユニット変えられちゃったんだよなぁー....(だれに?)
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