このアンケートの経緯と目的
2012年より、 科学研究費補助金基盤研究(A) 「コンテンツの創作・流通・利用主体の利害と著作権法の役割」 (課題番号23243017) 、の助成を受けて 著作権侵害が横行していると一般的に言われている同人誌市場の 侵害性の実態調査をしています。 2012年の予備調査では、 ほとんど侵害は見られないという結果になりましたが、 調査員の評価の客観性・一般性が問題となりました。 そこで、2013年、2014年では、アニメ・マンガ的表現のキャラに対して、 人々がどのように「似ている・似ていない」を判断しているのかを調査しまして、 一定の客観性・一般性を保証できることを確認しました。 そこで、2015年度は、この客観性・一般性に沿った類似性判断を行う人を選抜して、 米沢嘉博記念図書館の8月下旬〜9月上旬の開館日のうち、 任意の3日程度と予定されている、 同人誌の類似性判定調査をお願いしようと考えています。 ですので、下記「参加条件」 に示す作業を行っていただけることが参加条件です。 このアンケートは、皆さんの類似性判定が、 一般的なパターンに沿っているか否かを判定するものです。 調査員をお願いする皆さんには、こちらから連絡させていただきますので、 住所、電子メール、電話番号など連絡先を必ず記載しておいてくださいますよう お願いします。 30〜45分程度の回答時間を想定しています。 イラスト表に掲げられているさまざまに描かれたキャラを見ながら、 それが原本キャラとどの程度似ているのかを五段階評価し、 マークシートに記入するというものです。
参加条件: 明治大学駿河台キャンパスそばの、 米沢嘉博記念図書館にて、2015年8月下旬〜9月上旬の開館日のうち任意の3〜4日に、 同図書館に行き、一人一日当たり15冊程度の指定された同人誌を読み、 その類似性の評価をチェックシートに記入する業務を実行できること。 選抜試験対象人数: 140名 (先着 / 用紙がなくなり次第終了) 調査員選抜人数: 9〜10名 日: 2015年 5月18日 時: 12時50分より (拘束時間は30-45分) 場所: 法政大学多摩キャンパス社会学部棟 518教室 持参するもの: マークシートに用いることのできる鉛筆 / 領収書記入用のボールペン / 持っていれば印鑑 (無くても謝金の支払いは可能です) 謝礼: 1000円 (会場で領収書への記入が必要です)
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白田 秀彰 (Shirata Hideaki) 法政大学 社会学部 准教授 (Assistant Professor of Hosei Univ. Faculty of Social Sciences) 法政大学 多摩キャンパス 社会学部棟 917号室 (内線 2450) e-mail: shirata1992@mercury.ne.jp |