Faraday
Faraday

Introduction

----------- * -----------

Faraday オーディオサークル「Faraday」は具体的にどんな感じなのか?という疑問にこたえましょう。12月のミーティングの写真が数枚あります。写っている人たちそれぞれについては、プライバシーもあるでしょうから、紹介なし。実は私自身もその人がどんな人なのかまだ把握していないメンバーがたくさんいます。

左の写真の手前には2リットルパック入りの安ワインが置いてあります。なんとアルコールで景気付けしながらミーティングをやっているんですね。白いビニールの中にはイカクンやビーフジャーキーが入っています。

むしろ背景に注目してください。比較的狭そうです。雰囲気としては高校の工作部、あるいは美術部の部室のような感じです。多数あるガラクタは江川先生の実験の犠牲(?)となった機材の数々。

右の写真には比較的若手が写っています。メンバーの年齢層は19歳程度から50歳後半くらいまで。いろんな年齢層の人々がいます。職業も「定職なし」から「某オーディオメーカー営業」「大学講師」まで幅広く分散しています。このサークルに入らなければまず出会えなかった人たちですねぇ。

別にFaradayは自作サークルというわけではないのですが、庶民な人たちが多いので、豪勢な高額オーディオに走る人はいません。安いコンポをいかに「美味しく」いただくかということに注力しています。そうすると自然に「改造系」「自作系」になってしまうのは仕方がないですな。

あと、粗大ゴミ置き場から拾ってくることを専門にしている人もいるみたいです。

Faraday
Faraday 自作アンプの調整に余念のない芦澤さんの後ろ姿。スピーカーの間にあるのがBOSE MODEL 1705の改造品。改造内容については私もよく知りません。その斜め手前にあるのが芦澤プリアンプ。その隣が「とりあえず」のリファレンスCDP DENON DCD-S10。高額な商品についてほとんど意識が向いていないのがFaradayらしいかも。

奥の方にみえるガラスケースのなかには、コイズミ無線の社長(たぶん)がコレクションしているビンテージ・スピーカーユニットの数々が収まっています。

スピーカーは、三宅さんがリーダーだった時代には、いろんなスピーカーを試していたのですが、あまりにスピーカーを変えてしまうと音の基準が決まらなくなってしまうので、「標準スピーカー」を決めましょうということになったわけです。

それで、このコイズミ無線の部屋においてあったスピーカー群から発掘されたのがNHK局用モニタースピーカーとして誉れ高かったDIATONE 2S-305。上の写真でも分かるようにでかいです。おまけにもう20年以上前のものらしいです。スピーカーのフロントには布が貼ってあったのですが、誰かさんがカッターで切り取ってしまったらしいです。吸音財などについても、できるだけ原状に戻すべくFaraday有志が取り組んでもとに戻しました。

この当時のNHKの規格では、15KHz以上の高域については要求してなかったみたいで、現代スピーカーと比較しますと高域が伸びていないのですが、高能率で反応のよい音を聞かせてくれます。いまのところ、このスピーカーを基準にしながら、それぞれのメンバーは、自作品や改造品で「あーでもない、こーでもない」と楽しんでいるのです。

でも、数秒間だけ音を出して、すぐにケーブルやアンプをとりかえるのはちょっと落ち着かなくて困りますね。

Diatone Speaker

----------- * -----------

to Top