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白田の情報法研究報告

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* はじめに *

何をしているのか、よくわからないといわれたりする私の研究について、広く皆さんに知って頂くために、研究している内容をリアルタイムに提供することを目的としてここを開設しました。でも、最近は単なる近況報告みたいに...

このサイトのミラーとしてhttp://www.welcom.ne.jp/hideaki/hideaki/indexj.htmを準備しました。
講義要項、講義資料、履修登録等など、講義に関することについては、下の小さなバナーをクリックしてください。

Shirata's Class

Commic Market 新年あけましておめでとうございます

さて、睦月。昨年の後半はずーっと苦しい闘いを続けていたのですごーく長かった。

昨年の夏過ぎまで、私の守護星である火星が大接近して強い影響力を行使していたので、皆さんご存知のようにちょっとブレイクして、雑誌に記事なんか書いたりした。ところが、火星が遠ざかり、私の星座とよろしくない角度を形成した10月以降、正直スランプだったわけです。まあ、昨年あれだけ仕事をすればスランプにもなるわな。

●●書店から出る「応用倫理学講座 第7巻 情報」という本に掲載する、たった原稿用紙40枚の論文に呻吟し、〆切を二ヶ月も延長してらってようやく2004年1月1日に「まあ、仕方ないよね、このくらいで許してもらうしかないよね」というレベルに仕上げました。

その苦難の原因は、与えられたテーマである「知的所有とはどのようなことか」というやつ。最初、「知的財産権とはどのようなことか」と言う趣旨だと理解して安請け合いしたわけですが、よくよく考えてみると、「知的所有」なわけでして、法律の解説をして「ハイ!おしまい♪」とはできない。

それで、夏休み頃から「所有の歴史」関連の本、「所有論」関連の本、「所有権・物権」関係の本を読んで、なんとかまとめようとするんだけどまとまらない。こりゃ、泥沼だ!と気が付いたのが昨年の10月も末。で、そこまで書き溜めたメモの大部分がボツになって、私の気分もウツになって、やり直し。で、「そもそも所有ってなんなのよ」ってことで、さらに調べていくと、ますます「所有」概念がアヤシクなる。

それでもって仕方ないので12月にはいってから、「法制史」「ローマ法」「部族法典」なんかに関する本をずーっと図書館等で読んで考えに考えたわけです。

Comic Market

Comic Market ローマ法やら部族法典やら読んでいくと「こりゃ、マジで面白い!」。図書館で声を出して笑ってしまったネタすらあり。屋敷君が専門にするはずだ。で、面白いネタをいっぱい仕込んだわけですが、件の論文とはまったく関係なかったりする...

それで、もう「このテーマでは、書けない」という開き直りをベースに書いたわけです。で、原稿用紙の枚数が少ないので注釈も無しで。というか、もう無理です。論文じゃなくて単なるエッセイ。でも、もう勘弁してもらわないと。

こんなに切羽詰まった精神状態の昨年の後半だったわけですが、学部時代からの恩師と茶会のメンバー数人が冬コミに行く、という噂を聞きつけ、「冬ならアツクルシくないよね」と思って私も初めて行ってみることにしました。2003年12月28日のこと。

一番上の写真。神殿に続く巡礼者の列のようです。その下。スゲー人波です。その下、恩師と茶会メンバー。恩師はおそらく会場最高齢。大学教授のコスプレではありません。

はじめてのコミケには、いろいろと思うところがあったわけですが、とても印象に残ったことをいくつか。

(1) 来ている人たちフツーです。皆さんこざっぱりして好印象な人ばかりです。多分、大学のキャンパスの方が異常な風体の人が多い。ただ、帰りの電車の中で萌えキャラの紙バッグを嬉々として持ってるのは引きますな。

(2) コスプレ面白すぎます。偉いです。あれを作れるコスプレの人は偉い。偉いからOK!人生万歳! あんな面白いもの見たのはここ10年くらいで初めてです。トライガンの革コート。偉いです。なんのキャラだかわかりませんが、紺色の軍服風の衣装。偉いです。

会場は巨大な高校の文化祭ってな感じ。世間で言われているほど異常な空間だとは思えなかった。まあ、コアなのは3日目らしいので、そのあたりの状況はわかりませんが。

Thinkpad 240 and X40

あと、Hotwiredから頂いた原稿料で、長年使った愛機ThinkPad 240の後継機として、X40を買えてよかったなぁ、とか。これまでの私の乗り換え期間をみると、TP 535 (1995) → TP 240 (1999) → TP X40 (2003)と来ているので性能寿命は4年かと。で、この性能寿命を超えて稼動するNote PCとして、私はThinkPadしか経験がないので信者です

でも、新機種買って嬉しいのは若い証拠で、この年になると「ああ、また環境の移行か。めんどくせえなぁ」という感じ。年末にX40が届いてから、ほとんどいじってません。今年一年かけてゆっくり移行するつもり。WinXPウザいです。

あと、上記のように「忙しかった」とか書いてるくせに、革細工もやってたりしました気分転換です。気分転換なんですよぉ!

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* 注意 *

ここに掲載されている文書の内容は「無保証」 です。従って、ここに掲載されている文書は「見本」であると御理解ください。また、御意見・御批判は歓迎しますが、それらは必ず「完全版」について行って下さい。完全版はポストスクリプトファイルDVIファイル、またはPDFファイルで提供します。ポストスクリプトやDVIファイルが必要な方は私にお手紙ください。個別にファイルをさし上げます。

エキスパンドブックやPDF等の電子テキスト一般の読み方についての解説については、 こちらをご覧ください

latex2htmlがうまく使えなかったので、自前のコンバータを作って LaTeXの原稿からHTMLファイルを作成しています。このため、LaTeXで使用される記述法を完全にHTMLに置き代えられていないので、時々、意味不明の記号が残っていたりします。

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* 履歴書
    私の個人情報を公開できる程度に...

* 小論集
    私が過去にfj.*に向けて書いた記事の中で、エッセイとしてのまとまりがあるものを抜粋して掲載することにしました。今後、もし時間が取れれば書き下ろしも増やしていきたいと思っています。

コンサイス法律学用語辞典, 三省堂, (項目執筆), 2003年12月
    コンパクトにまとまった総合的な法律学用語辞典の項目の一部を執筆しました。これ、かなり使い勝手が良さそうですよ。お勧めできます。

    この辞典の項目を書くように依頼されたのはおそらく2年前くらい。先行する辞典類や文献を一応あたって、できる限りオリジナリティが出るように工夫した原稿を提出した。でも、限られた紙面にたくさんの項目を載せようとしてるので、「原稿を削ってください」との依頼がたびたび来る。で、削っていくと解説がどんどん骨格だけに近づいていく。すると先行する辞典類の項目との違いがほとんどなくなっていく... なんとも切ない作業でしたねぇ。ようやく完成してなにかホッとしました。

De Legibus et Consuetudinibus Interreticuli / インターネットの法と慣習 [第7回] 茶会実況中継, HotWired Japan, Bit Literacy Column, 2003年12月23日
    相変わらず某出版社からの原稿に苦戦しております。12月末日〆切なんですけど、これに何とか間に合うかどうか。あと、いろんな意味での年末進行も作業を遅らせてくれます。今回は、「法と慣習」に投稿してくださった読者の皆さんへのお返事の回。これでとりあえず一年の締めくくり。みなさま良い年をお迎えくださいませ。
De Legibus et Consuetudinibus Interreticuli / インターネットの法と慣習 [第6回] 権威と典礼, HotWired Japan, Bit Literacy Column, 2003年10月28日
    相変わらず某出版社からの原稿に呻吟しております。10月末日〆切なんですけど、こりゃ間に合いません。文化祭シーズンが近づいて、少しだけ大学の講義負担が軽くなってるんでこのあたりで何とかしないと本当にマズい。こういうとき、ドラえもんの道具のいくつかを使えばいろいろと助かるのになぁ、と思うわけです。あ、なるほど 藤子F不二雄先生もこんな気分で時間を操作する道具のアイデアを出していたのか。

    この間、「伝播投資通貨PICSY」というものの研究会に参加してみました。このアイデア、単にプログラミングの話ではありません。理科系の人たちからの社会学的問題へのアプローチ。文科系が難解な概念をコネ回しているスキにまったく違う次元で取り組みが始まってます。いつか私からも「勝手につける解説」を書きたいと思います。が、いつになるやら。

De Legibus et Consuetudinibus Interreticuli / インターネットの法と慣習 [第5回] 知的財産権制度と封建制について, HotWired Japan, Bit Literacy Column, 2003年9月30日
    さあ! 今度こそ切羽詰まった。締め切り三連発の最後となったHotWiredの連載記事。自分の計画の甘さを恨みながら なんとか書き上げましたが、やっぱり論述の流れが円滑じゃない。本当に連載というのは大変なんだなぁとつくづく思う9月の末。

    週間マンガ誌に連載している漫画家さんって、本当にスゴいんだなぁ、と尊敬の念がますます高まりました。

    [ちょびっと関連文献] 弁護士の牧野二郎さん、ご存知 山形浩生さん、日文研の山田奨治さんが関係した、音楽著作権に関する論考が、UFJ総研から公開されています。とてもよい論文集となっているので、ぜひぜひ読んでみてください。この論文集について、白田は関与しておりません。

    UFJ総合研究所 芸術・文化政策センター, 音楽遺産: インターネット音楽配信の未来 in Arts Policy & Management, No. 20, 2003.

* 情報時代の法について, 2003年9月25日 如水会, 如水経済懇談会にて報告
    ある日、母校のOB会である如水会の事務局から「ランチを食べながらの懇談会で発表しませんか」というお誘いがきた。それは名誉なことだから「ぜひやらせてください!」ということで引き受けました。細かな話よりは大きな話のほうがいろいろと議論のたたき台になるだろうと思って、表題のような でーっかいテーマを設定したわけですが、これが裏目に。

    まず、この回の参加者がえらく少なくなって事務局に心配をかけてしまったみたい。あと、参加者が最高齢で80歳台とか、ほとんどの方が私が生まれる以前に卒業された方とか、そういう構成で、話のブッとび具合に唖然とされた方がいたのではないかと反省しきり。公演内容自体は、私が一年間の講義でやってる内容のエッセンスを一時間にしたもので、そこに、オフレコでしか言えないようなブッとんだ見解を加えたもの。

    「いや、実に面白く興味深い内容だったよ」とおっしゃってくれた大先輩たちに、恐縮至極でした。

「自由のライセンス」の正しい理解 / 第3回 in Internet Magazine 2003年11月号, Impress, 2003年9月27日
    自由のライセンスに関する記事の三回目。これまたものすごく日程的に辛かった。某出版社からの原稿依頼に関連したネタの仕込みをしつつ、この記事を書き、さらにすぐ上に掲げた講演会の準備をし、加えてHotWiredの原稿締め切りに追われていたから。夏休みだからどうにかなる、と多寡をくくっていたのが間違いだった....

    これまた予定字数を大幅に超過した原稿となりまして、元の原稿を編集の安田さんがアレンジしてくれて、なんとか6ページに収めることができたわけです。元の原稿の2/3ほどに圧縮されてしまってます。ほんとは、GFDLとCC以外のライセンスについてもキチンと検討を加えていたんです。

De Legibus et Consuetudinibus Interreticuli / インターネットの法と慣習 [第4回] 名誉と自力救済、そして法, HotWired Japan, Bit Literacy Column, 2003年8月26日
    冷夏だ冷夏だと思っていたら、8月23-25日は地獄のような暑さ! 照りつける灼熱の太陽! これが平年並みという話もあるけど、こういう天気が一ヶ月以上続くなかで我々は生活していたのか!と改めて思うほどの暑さ。ああ、冷夏でよかったなぁ、とつくづく思う26日の曇った朝でした。人間って身勝手ですね。
「自由のライセンス」の正しい理解 / 第2回 in Internet Magazine 2003年9月号, Impress, 2003年7月27日
    自由のライセンスに関する記事の二回目。大学の繁忙期である試験期前に〆切がやってくるという日程だったので、ものすっごく大変でした。
    私は、字数を気にせずどんどこ原稿を書いて、後から削って内容を整えていくというスタイルで執筆します。今回の原稿は、内容が内容だけにどんどん長くなって、実際に雑誌に掲載されたのは、元の原稿の3/5ほど。おまけに、ライセンスの一覧表なんか、途中で「できるか!こんなもん!」 と投げ出したほどです。だいたい、スッキリ一覧表になるくらいなら、ライセンスの本文なんて要りません。
    ようやくホッとしたのもつかの間、第三回目がやってくる...

De Legibus et Consuetudinibus Interreticuli / インターネットの法と慣習 [第3回] 自力救済と紛争解決, HotWired Japan, Bit Literacy Column, 2003年7月23日
    梅雨が明けないどころか、ますます6月っぽくなり、さっぱり暑くならない異常な夏の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は、突然ブッ壊れたシステムの回復と、さらなるバックアップ体制の強化と、400通もあることに気が付いて気が遠くなったレポートの採点に追われています。まさに自力救済と紛争解決の日々。
「自由のライセンス」の正しい理解 / 第1回 in Internet Magazine 2003年8月号, Impress, 2003年6月28日
    ほんとは、こんなに記事書きを集中させるつもりは無かったんです。でも、いつのまにか書くことが決まっていて、さりげなく〆切りが来たりして、真っ白なページで出すわけにはいかなかったりして、書きました。というか、まだ続きます。ほんとは一回の予定だったんですけど、一回に収まらなかったんです。でも、二回目はまだ書いていません(2003/6/30 現在)。週間アスキーの物欲番長ことスタパ斎藤さんのイラストで有名な金子ナンペイさんが私のイラストを書いてくださいました。タレ目で、なんだかナヨッとしています。実物もそのとおりなのかもしれません。

De Legibus et Consuetudinibus Interreticuli / インターネットの法と慣習 [第2回] 匿名発言について, HotWired Japan, Bit Literacy Column, 2003年6月24日
    懸念どおりというか、あまり事例が集まってきません(泣)。でも、待ちます。きっと、きっと少しずつでもネタを送ってくれる人が増えるんだと信じてます... しかし、連載ってやっぱり心理的圧迫感がありますね。HotWiredはオンライン・マガジンなのでその圧迫感は比較的緩いのですが、これが紙媒体だったりしたら、毎月胃が痛くなりそう。
De Legibus et Consuetudinibus Interreticuli / インターネットの法と慣習 [第1回] そろそろ真面目に「法」について考えよう, HotWired Japan, Bit Literacy Column, 2003年5月20日
    ついに連載を始めてしまいました。はたして原稿を落とさずにちゃんと続けられるのでしょうか。だんだんと忙しくなってきた5月の末になってちょっと心配しておりますです。あと、読者からの反応が無かったりすると、次回以降困ったことに。
[編集協力]:仲俣 暁生 編 未来を考えるための補助線としてのコモンズ in 本とコンピュータ 2003年春号, トランスアート, 2003年3月10日
    またある日、「HotWired Japanの記事を見たんですけど」ということで、「青空文庫」とも縁の深い、「本とコンピュータ」からコモンズ関連での執筆依頼が来ました。ところが、「コモンズ」ネタで書くべきことは、すでに書いてしまっていたわけで、さらにまた何か書くと自分で自分の二番煎じをやることになる。それではまるで私が贋レッシグみたいで気持ちが悪いので、お断りさせていただきました。が、特集記事に関してチェックを入れたり、簡単なコラムを執筆したりさせていただくことになりました。それがこれです。メディアもコンテンツもいいけど、それでわれわれが何を生み出して何を伝えるのかという「文化」の問題についてもちゃんと考えてみましょうよ。

著作物の「自由」な流通を作る新しい政府の出現か? in Internet Magazine 2003年4月号, Impress, 2003年2月28日
    HotWired Japanの記事を見たんですけど」ということで、こんどはインプレスから出ているInternet Magazineの編集の方から記事の依頼がきた。いったんメジャーなメディアに露出すると、いろんなところから依頼というものは来るんだなぁ、と思う。「勝手につける...」で私はタダ働きをしたわけだけど、その経費はこうして少しずつ十分に回収できているような気がする。

    雑誌本体の発行と同時に、私の記事を含む Creative Commons 関連の記事がCCライセンスのもとに公開されてる。こりゃ、なんと太っ腹なことよ!!

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レッシグ教授の「コモンズ」を読む --- 日本社会に投げかける問題, HotWired Japan, Bit Literacy Column, 2003年1月20日
    ある日、HotWired Japan から『コモンズ』に関連した原稿の依頼がきた。そのとき、なぜ私が選ばれたのかを考えてみた。私がネット上で書いてきたものを見て私を選んだなら、私がレッシグ教授の尻馬に乗って「それ見たことか、著作権の拡大はよろしくないのだ、P2Pは大事な次世代技術なのだ」などと書くことを期待していたのかもしれない。確かに、現在の知的財産権制度はそうとうに歪んでいると思う。しかし、ここでそれをいちいちあげつらうつもりはない。問題の根は深いのだから...

    あと、すっごく短い「エルドレッド事件」へのコメントも書きました。

勝手につける『コモンズ』への解説 --- あるいは露骨な我田引水, オンライン・コミュニティへのお年玉, 2003年1月1日
    11月の末に贈っていただいた『コモンズ』。一ヶ月かかってようやく読み終えました。「こりゃ、大学生が理解するのはマズ無理だね」と思ったので、私ができる範囲で解説文をつけてみようと思い立ちまして、3日くらいでなんとかでっち上げたものがこれ。その後、「謝辞」にでてるように他の方からのコメントいただきまして、2003年1月1日に公開しようと思ったわけです。でも、実際には2002年の12月31日に公開したんですけど...

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ネット・ベンチャーにおける法的コスト, 一橋論叢, 128巻4号, 2002年10月
    ある初夏の午後、「商学部の特集号に、e-コマースについての法律学的な視点からの論文を書きなさい」という依頼がきました。「商法についてド素人の私になんで?」「e-コマースについてもほとんど知らないのに...(泣)」と思いました。私が「情報法」なんて講義をしてて、さらに自分のWebページなんか構えていたためでしょうか。しかし、断れない人からの依頼だったので「これって、学部学生さん向けの啓蒙的な内容でいいんですよね?」「ほんとに、ほんとにいいんですよね?」と念を押しながら引き受けました。その結果がこれです。

情報時代における言論・表現の自由, 青空文庫, 2002年10月13日
    2001年には「情報法」の冒頭がゴチャゴチャしていたので、「グリゴリの捕縛」を書きました。で、2002年には「情報法」の前期の後半がゴチャゴチャしていたので、これを執筆。イマイチまとまりのなかった講義を聴いてくれた学生さんに捧げます。某巨大匿名掲示板の是非をめぐって議論が起こったり、裁判になったりするなかで「言論・表現の自由」が取り上げられるんですけど、基本的な理屈とか理由付けを知らないまま語っている人が多いのも、このテーマを選んだ理由です。

    毎年思うのですが、毎年、毎年同じことを話すのって苦痛ですよね。学生さんたちは初めて聴く話でしょうけど、こっちは基本的に同じ話を繰り返しているのです。で、恐ろしいことに以前やっていたことをだんだん忘れていくんですよ。私の記憶力って「トコロテン」みたいなもんなんですな。で、講義の基本的な部分は、こうして文章にしていって講義の時に「読め!」とか言って済ませてしまって、先の議論に進みたいと思ってたりします。

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著作権関連 8項目, 北川 高嗣 他編, 情報学事典, 弘文堂, 2002年6月
    事典の項目執筆。限られた字数に内容を盛り込むのは、あまり好きな作業ではありません。これは、もう何年も前に依頼されて執筆し、そのまま忘れていたころに出版されたもの。項目書いたら一冊くらいもらえるかな?と思っていたら、さすがに18000円もする本はくれないみたい。著者割引の案内だけが送られてきました。

文化不況, 某総合研究所にて2001年10月頃発表, 2002年3月26日公開
    また、以前に書いたものの年度末棚卸し。HDDの片隅から発見しました。某総合研究所の「地域おこし」を手がけるセクションの方に依頼されて、2001年10月ころにごくごく内輪で発表した論文を公開します。現在の消費不況と地域商店街の衰退を情報流通という視点から分析した(つもり)のもの。内輪の会向けなので、参考文献および論証なし。私の個人的体験のみに基づいてます。

サイバー空間の世界観, 朝日新聞夕刊 「ねっとアゴラ」, 2002年3月22日
    朝日新聞夕刊のコラム欄「ねっとアゴラ」に私の短い論説が載りました。この記事は1月初旬に依頼されたもので、執筆は数日で終えていました。しかしながら、最初のバージョンが2000字と長かったことと、「文章が硬い」という問題があり、依頼主である矢野氏との間で何度も文章の練り直しをやりました。そればかりが理由ではないのですが、結果的に3月末まで掛かったわけです。最初のバージョンと掲載されたバージョンは、問題意識では共通していますが内容的には随分違ったものになっています。最初のバージョンは「パラレル・ワールドで語る倫理」として小論集においてあります。

判決文翻訳 Sony Computer Entertainment America. Inc. v. Connectix Corp., 2000 U.S.App. LEXIS 1744., 2002年2月
    [注意!!] この判決文翻訳(だと思われるもの)は、2002年2月末日に私がハードディスクを整理していたときに発見したものです。なにかの研究会の資料として用いるために準備したまま、忘れてしまっていたようです。 したがいまして、翻訳の品質については保証の限りではありません。また引用して用いる事も避けてください。 とはいえ、せっかく書いたものですし、学生さんの参考程度にはなるかと思いまして、公開する事にしました。

* 「包括メディア産業法」への私案, in 21世紀型情報化社会への展望, 国際大学Glocom, 2002年3月
    「情報法」の通信・放送関連制度についてテキストを改訂するため、通信・放送メディアの展開について文献を読んでました。で、郵便(運輸)、鉄道、出版、通信、放送が歴史的・法的にみて同じボトルネックをもっているという事実に気がつきました。通常、そのボトルネックというのは通行地役権(right of way)なんですけど、情報通信分野において、ある条件下では著作権(copyright)も同じ機能を果たすことにも気がつきました。そのあたりについて解説して、どうすれば円滑な情報流通環境が整備できるかを考えてみました。林 紘一郎先生の「包括メディア産業法の構想」も読んでみてください。
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* 私家版・プロバイダ責任法についての解説と考察, オンライン・コミュニティへのお年玉, 2002年1月
    報道によると、2002年4月から施行されるらしい「プロバイダ責任法」に関する私家版逐条解説。商用プロバイダ管理者だけじゃなくて、電子掲示板を運営しているような個人なんかも広く関わる法律です。2. 逐条解説部分は、かなり細かい法律論をやってるので、3. 解釈上の要点だけでも見てほしいです。なお、わかりやすくて気楽に読める「対話形式バージョン」AprilFoolさんが作ってくださいました。力作です。感謝感謝。
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* 山根 信二辰己 丈夫、白田 秀彰 保険におけるセキュリティ格付け機関についての検討, 2001年10月 コンピュータ セキュリティ シンポジウム にて報告 (報告者 山根 信二)
    3月に発表されたネットビジネス業者の「プライバシー保護対策」評価の提案に続いて、より具体的にセキュリティ格付け機関の形態などについて議論するモノグラフ。

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* グリゴリの捕縛 あるいは 情報時代の憲法について, 青空文庫, 2001年9月 Expand book版 2001年11月 PDF Download
* 辰己 丈夫山根 信二、白田 秀彰 ネットビジネス業者の「プライバシー保護対策」評価の提案, 2001年3月 情報処理学会 第62回全国大会にて報告 (報告者 山根 信二)
    財団法人電気通信普及財団による平成11年度研究調査助成での成果。プライバシー漏洩は完全には防げないということと、プライバシーがいったん漏れた場合には、もはや回収が不可能であることを前提に、個人情報を取り扱う業者に、漏れた場合の補償を行わせることで、プライバシー保護対策を充実させることを狙う。プライバシー保護対策についての格付け機関と保険を導入することを提案。

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* 告知
* 告知
* レイアウト・フォーマット --- 知恵蔵事件, in 別冊ジュリスト 著作権判例百選, 有斐閣, 2001年4月
    法学部の学生なら必ずお世話になる有斐閣の「判例百選シリーズ」。私がここに執筆することになるとは、学部時代には夢にも思いませんでした。担当した事件は、デザイン系の美大の学生さんにも馴染みの深い、レイアウト・フォーマットに関するもの。

* The Origin of Two American Copyright Theories: A Case of the Reception of English Law, The Journal of Arts Management, Law and Society, Vol. 30, No. 3, (Fall 2000, Heldref Publications)
    英語論文がアメリカの専門雑誌に掲載されました。やったー。掲載のきっかけは、インターネットでの公開。編集の Maryとのやり取りもインターネットのおかげでとっても助かりました。

* デジタル/ネットワーク時代・著作権の臨界 (改題), 2000年11月30日 国際大学グローコム デジタル著作権研究会 第1回オープン・フォーラムにて報告
    情報伝達技術とビジネスの形態、著作権制度の関連について歴史的に解説し、デジタル化、ネットワーク化していく情報伝達技術においてどのようなビジネスモデルが最適であるのか、また著作権制度はどのように変わっていくのかを展望したもの。

    これまた、詳細な文献リストや脚注をつける作業ができないので、公開できません。大学をしばらく休んで自分の書いたものの整理をしたいです。

* 情報法の背景, 2000年5月12日 一橋大学 法文化構造論にて報告
    情報機器の一般化に伴って生じている法的問題を表面的に追いかける結果になりがちな「情報法」を批判し、基礎法学・比較法学としての「情報法」の問題設定と目的について考察したもの。2001年度の「情報法」の導入編として使いまわす予定です。

* 著作権の情報流通技術決定論 仮説, 2000年3月18日 国際日本文化研究センターにて報告
    1840年頃に産業規制法としての著作権概念が文化振興法へと転換したことを指摘する発表。文献による論証が不十分なのでまだ公表できません。今年度後半には完成度を上げて雑誌に投稿したいとおもっております。

    [愚痴] どうも、この論文はお蔵入りになりそうです。一つ一つ、文献の該当個所を挙げるような地道な作業に費やす時間が取れないため、内容的には問題なくても公開できないのか悩みです。

    ↑と書きましたが、せっかくやった仕事ですし、学生さんの何らかの参考になるかと思いまして、「脚注ほとんどなし」状態で公開することにしました。もちろん、まともな論文ではありませんから、学術論文への引用はお避け下さい。 むしろ大学院あたりの学生さんが、この論文の内容を引き継いで検証してくれることを希望します。(2002年3月14日)

* 倫理問題, in bit別冊「情報セキュリティ」, 共立出版, 2000年1月
    また、倫理。私に倫理について語る資格があるとは自分でも思えませんが、書かなければならないこともあるのでもう一度。なんでも「倫理」でことを済ませようとする人たちが多すぎます。

    この「倫理問題」の原稿は、下の「コンピュータ・ネットワークにおける自由と倫理」で用いた論文に加筆したものです。重要な部分について加筆したので、ご批判は書籍に掲載されたものに対して行ってください。明大情報科学センター紀要には、私の口述内容が掲載されておりまして、論文は掲載されませんでした。

* もう一つのプライバシーの話 --- 中学生、高校生のためのプライバシー問題へのヒント ---, 青空文庫, 1999年9月
    夏の終わりにある研究会に出席しました。そこではプライバシー問題や情報教育の内容に関するざっくばらんな議論が行われました。その議論をするなかで私が考えたことを文章にまとめてみました。通説を問い直す「もう一つの」シリーズ第二弾です。
    富田さんにお願いして、こんなに立派な本にしていただきました。
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* 求人・求職活動における個人情報保護に関する報告, in インターネット求人・求職情報の現状とその課題, 社団法人 全国求人情報誌協会, 1999年3月
    一昨年から参加していたインターネットにおける求人・求職活動に関する研究会の最終報告書です。結局、中間報告書は部内扱いになり、これが正式バージョンということになりました。

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誰をどのように護るのか --- CDAの目的と効果について, 1999年1月30日, 情報処理学会 電子化知的財産社会基盤研究会にて報告. 情処研報, Vol.99, No.11.
    ある秋の午後、私に「CDA-2」について報告するように、という依頼が来ました。私が最初の「CDA」に言及する論文を書いたことがあったからのようです。だいたいCDA関係の法律は、冬の声が聞こえる頃 成立し、12月前には違憲立法確認訴訟が提起され、年明けの1月か2月には違憲判決がでる、というパターンで進むので、このCDAがらみの論文はいつも正月をまたいで執筆することになります。私にとっては紅白や第九と近い位置づけになりつつあるので、もう「CDA-3」だの「CDA-4」だのというような法律を作らないように、アメリカ議会にお願いしたいところです。

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コンピュータ・ネットワークにおける自由と倫理, 1998年11月21日, 明治大学情報科学センター情報教育研究会にて報告.
    ある夏の日、私に「情報倫理」について話すように、という依頼が来ました。「倫理学者でも哲学者でも、まして倫理について人に話すほどエラくない私になんで?」「だいたい、情報倫理ってなんだ?」と思いましたが、私が「ハッカー倫理」なんて題した論文を書いたことがあったからみたいです。さて、それから「倫理」や「哲学史」の本を色々と読みながらにわか勉強です。結果的には、そのおかげで「面白い」(と皆さんがおっしゃる)講演になったようです。

    明日から、私自身が倫理的にならないといけないような気になるので、倫理の研究はあんまりうれしくないですね:-)。

判例解説 Cubby, Inc. v. CompuServe Inc., 776 F.Supp. 135 (1991), 「アメリカ法」 1998-1, 1998年7月31日
    日米法学会の邦語機関紙「アメリカ法」に判例解説が載りました。依頼があったのは、去年のたしか9月ですから、もう一年前です。依頼時に紹介する判例も指定されたのですが、その時点でCubby事件は、すでにあちこちで紹介されてしまっていた判例でした。事務局に問い合わせてみたら「理事会の決定ですから」ということで、そのまま書く事になりました。脚注(1)に掲げられている先行研究の焼き直しになっていることは否定できません。

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* もう一つの著作権の話 --- 中学生、高校生のための著作権の基礎理論 ---, 青空文庫,1998年7月
    青空文庫には、私の論文がいくつか収録されています。呼びかけ人の一人である富田さんの依頼で「著作権の原理と現代著作権理論」を収録することになったのですが、これは、講演原稿なので必ずしも読みやすい内容ではありませんでした。また、青空文庫の掲示板「みずたまり」には、「著作権の原理」を読んだ中学生の方から、「難しい」という書き込みがされていました。そこで、もう少し整理して、わかりやすく書いた「基礎理論」の本を書くことを約束していたのです。私の最初の単行本が出版された記念に、私は「中学生、高校生向けの基礎理論」の本をエキスパンドブック形式で電子出版することにしました。
    ボイジャーの野口さんのおかげで、こんなに立派な本になりました。
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* コピーライトの史的展開 [知的財産研究叢書2],信山社,1998年7月
    博士論文の内容が本になりました。私の最初の単行本になります。売り物なので全文公開はできませんが、前半の内容は「コピーライトの史的展開」として、学内雑誌に掲載したものを加筆訂正したものです。だから、こちらをご覧になって、買うに価するものかどうかご判断ください。また全体の要旨は、こちらでご覧になれます。また「はしがき」部分のPDFファイルを準備しました。

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* アメリカ著作権理論の起源 -- アメリカにおけるイギリス法継受の一事例 --, 報告用 手許資料, 比較法研究 No. 60 (1999) 128. 1998年6月6日 比較法学会第61回総会 英米法部会.
    京都の同志社大学で行われた比較法学会で発表してきました。内容は博士論文のなかでも「比較法」的観点から面白いと思われた、18世紀末イギリス理論がアメリカに伝播する様子を概説するもの。時間どおりに発表を終えたし、質問にもきちんと答えられたので発表としてはうまくいきました。

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* 求人・求職活動における個人情報保護に関する報告, in インターネット求人・求職情報の現状とその課題 (中間報告書), 社団法人 全国求人情報誌協会, 1998年3月
    じつは昨年からインターネットにおける求人・求職活動に関する研究会に参加していたのです。これはその中間報告書に収録されたもの。就職活動の厳しさはこれから増すばかり。皆様も私も。はぁ...。

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* 著作権の原理と現代著作権理論, 1998年1月31日 比較法史学会関東部会、2月2日 国際大学Glocom にて報告
    いろいろとあって、似たような内容で「研究報告などしなさい」と言われたので、今の自分の思うところをぶちまけた報告。

* 英米法系コピーライトに関する歴史的研究, 1997年5月
    表題と目次と要旨だけ公開の私の博士論文。5年間を費したバカ長大論文の結末は原稿用紙約1300枚!! 1998年1月7日についに口述試験をやりまして、どうにか博士号を取得することができました。

要旨
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* 情報テクノロジーの進展と法的課題 in 堀部政男・編著, 情報公開・プライバシーの比較法, 日本評論社, 1996年12月
    情報公開とプライバシーに関心があり、おまけにお金持ちな貴方のために。

* アメリカにおけるインターネットへの司法権力の介入: IAJ News, Internet Association of Japan, Vol.3 No.1, 1996年4月
    エッチがダメになった背景にはどんな事情があるのか知りたい貴方のために。

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* 比喩・概念・法 ---仮想空間を切り分けるもの(1)---: Smart Community, Smart Community 研究会, 1995年11月
    「サイバースペース」とか「スーパーハイウェイ」とかいう言い方の違いのなかになんか意味があるの?という貴方のために。

*アスペン・サミット オンライン ---ネットワーク時代の政府と共同体の役割---: Smart Community, Smart Community 研究会, 1995年10月
    アメリカのネットワーク関係団体ってどんなことをしているの?という貴方のために。

*ハッカー倫理と情報公開・プライバシー:「高度情報化の法体系と社会制度」 科学研究費補助金・重点領域研究報告書, 1995年3月
    ハッカーは犯罪者であると思っている貴方のために。
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*ネットワーク上の名誉毀損と管理者の責任: レポート, 1994年4月

    オンラインで罵倒されたことがある貴方のために。

    [注意!!]このレポートで言及している「ニフティサーブ名誉毀損事件」に関する最初の判決が出たために、にわかにこのレポートへの関心が復活しているようですが、次の点にご注意。

  • このレポートは訴えが提起された1994年当時に書かれたものであること。
  • このレポートは大学院ゼミの論題として書かれたもので、アメリカの名誉毀損に関する法理を機械的に適用してみた「思考実験」であること。
  • 訴訟での被告であるWAKEI氏による批判記事がNIFTY-Serve FSHISO MES4 #3079からのコメントリンク のうち #3102 に掲載されています (2000年9月4日確認)。私の立場は、同コメントリンク #3108 のAnonymous.P 氏の推測するとおりです。

*コピーライトの史的展開
    著作権ってなんだか胡散臭いなと感じている貴方のために。1996年12月をもってイギリス編が完結しました。めでたし。

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*法令用語と判例における「情報」: 「情報の瑕疵がもたらす民事上の責任に関する調査研究」 財団法人 比較法研究センター, 1993年6月

    情報、情報っていうけど、法律の世界ではどんなふうに把握しているの?という疑問を持つ貴方のために。


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* 個人的キャンペーン *

個人的キャンペーンがあまりに多くなってしまった(^^;;ので別ページに移動しました。

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* リンク *

*私のゼミにいた横田君のサイト。P2P技術をとりまくさまざまな事象を追跡しています。彼は文章力もあり、とても粘り強く一心に仕事をするたいへん立派な人。もっと評価されてよい人の一人。

Double Slash

*昔のWebサイトの内容を取り戻したい時に便利! 1997-8年くらいまで溯れます。

WayBack Machine

* 日本の情報法関連のリソースが最も豊富に集められているサイトといえば、明治大学の夏井高人先生のページが代表的なものでしょう。継続的な更新作業に頭が下がります。

* 著作権法に基づく保護期間が満了した作家の作品を、ボランティアの人々が思い思いに入力して電子的なテキストを作り、ネットワークで公開するという活動が始まっています。青空文庫です。優れた文化遺産をネットワーク上に展開するこの活動は、新時代の文芸復興を促すものと期待しています。

Aozora logo

そうそう、似たような活動といえば、 Project Gutenbergを忘れてはいけません。こちらもどうぞ。

* とっても悪筆で、枠の中に小さな字で何事か書きこむことがたまらなく苦痛なLaTeX使いの貴方に朗報!!フリーのプログラマ 山口志義夫さんが 履歴書そのまんまを印字してくれるスタイル を作って下さった。就職活動で大量の履歴書を作成しなきゃならない貴方に必携!! ただし、"gzip"と"tar"がなんだかわからない人には使えない。

* 大変立派なオンライン法令集を作ってらっしゃる福山平成大学の 吉崎暢洋さん。貴方のブックマークにもぜひとも登録して下さい。

* ハッカーについて誠実に取り組んでいる岩手県立大学の 山根信二さん。彼の「ハッカーに関するリンク集」には、上記の私の論文でも使った文献がリンクされていてとっても便利。

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Appendix
タイトルページを短くするために、「付録」を別ページに移動しました。参考資料や、私の雑文、秀丸のマクロなどがあります。

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Counter 白田 秀彰 (Shirata Hideaki)
法政大学 社会学部 助教授
(Assistant Professor of Hosei Univ. Faculty of Social Sciences)
法政大学 多摩キャンパス 社会学部棟 917号室 (内線 2450)
e-mail: shirata1992@mercury.ne.jp